わが家のSlack
こんにちは。前回の投稿から400日くらい経ったのでそろそろ何か書こうかと思い書きます。
なんてことはない、ただのSlack botの話です。家でどう使っているのかについて書きます。 botは slappy + god on raspberry pi で常駐させています。
共通財布をSlackで見える化
うちには共通財布というものがあります。 月に使う予定の食費を入れて、買い物したらそこから出すアレです。
建て替え清算のストレス
ただ、共通財布っていつも持ち歩いているわけではないし、1つしか無いので妻か私のどちらかしか持てません。 二人とも働いているので買い物はできるほうがするのですが、そうすると必ずどちらかに一旦「建て替え」が発生します。
建て替えたらすぐ清算すりゃあいいのですが、そんなマメな性格でもないのでなかなか難しく(忙しい時は特に。)未清算が溜まっていってしまっていました。
その結果、共通財布に入っている金額 = 本当の残額なのか?という疑念が常に付きまとっていました。なので都度「未清算ってある?」と聞くコミュニケーションが発生したり、自分の未清算分があればそれを考慮したりと、結構ストレスでした。
未清算がずっと溜まっていたりすると、月末に一度一気に清算したときに、 「うわ、なんだよそんなに未清算あったの?足りないじゃんw」(赤字) とかなってました。
残額の把握がしずらい
残額を把握する方法は 「共通財布の中の金額を目視」および「未清算分の確認」が必要です。 つまり買い物をしようとしたときに、いまどれくらい共通財布にお金が残っているのかを即座に確認することが困難な状態でした。
中を見える化したい
条件
- 共通財布の残額がわかる
- 未清算分がわかる
- 確認も反映も、とにかく簡単な方法
- 継続しそうな方法
- レシートを撮影してどこかにアップとか絶対だめ(めんどくさくてしない)
策を練る
クレジットカード + マネーフォワード でも見える化はできますが、 クレジットカードだと「建て替え」の問題は解決できないので断念。
いつもやることや買うものなど Trello を使ってお互いにシェアしているので、 そこにのっかってTrelloに書いていくのはどうかと考えましたが、かなり面倒な図しか想像できないので却下。
じゃあ
もうSlackでいいよ!!適当にbotにやらせよう。ということでSlack botを採用しました。
こんなのができた
ルール
レジを通過したらできる限りすみやかに、Slackへ1行投稿する。
共通財布に実際に1万円を追加するとき
+10000 年貢
共通財布から実際に800円抜き取って使うとき
-800 オオゼキで買い物
500円建て替えたとき。まだ未清算だけど記録。
--500 コンビニでなんか買った
↑ Total: ¥財布の中の金額 (¥清算後のお金) で表示される。
残高確認するとき
=
未清算額確認するとき
==
ログ確認
log 3
(logだけだと10件表示)
清算したとき
logで未清算idを確認して指定。間違い防止のため清算する金額も入力。
#12 500
その他
あとはhelp表示とか、月ごとにいくら使ったかとかの集計機能
よかったこと
- 残高がいつも見えるようになった。
- ついでに使用量を集計できるようになった
- 日用品と食費とその他でチャンネルを分けて、ざっくり生活費の把握と集計が楽になった(チャンネルごとに情報を持ち分けている)
- 旅行に行ったときは専用のチャンネルを別でつくってそこに入力することで、旅行の清算がすごい楽だった
さいごに
妻は別にIT系でもないしPCなんて家で開かないくらいに常人なので、 親しみを持ってbotと戯れてもらえるよう、妻の実家のトイプードルの「ぷぅちゃん」の名前を付けました。 ※ぷーではなくぷぅらしい
godを入れる前はよくプロセスが落ちていたので「ぷぅちゃんがまた寝てるよ」とよく言われ手動で叩き起こしていましたが、godを入れて「神に起こしてもらうようにした」と言ったら「神の意のままだ!」とやたら喜んでました。個人的には寝かせてもらえないぷぅちゃんがかわいそうに思います。